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1.デスクトップ編-所有率1位はバリュースター、話題になるパソコンはバイオ |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス) |
個人消費の低迷が続いている中、今年4月~6月のパソコン国内出荷台数は2年ぶりにプラスになりました。デスクトップ型は前年同期比が108%(社団法人電子情報技術産業協会調べ)で好調といえる状況です。一昔前は主にオフィス向け、ビジネス向けに開発されていたデスクトップパソコンですが、現在は個人、家庭向けにAV機能の充実やデザインを売りにした機種が次々と発売されています。 今回は、デスクトップパソコンの主要12ブランドについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。 まず、認知率では、0.1%という僅差で1位バリュースター、2位バイオとなった。家庭内所有率でもバリュースターは16%で1位となっている。NECが訴求している「ファミリー、パーソナル、ニュースタイル」というコンセプトが消費者に受け入れられたと思われる。 3ヶ月以内に家庭・友達で話題にした、3ヶ月以内にネットで評判や口コミをみた、今後(も)買いたいの三つのランキングではバイオが1位である。特に今後(も)買いたいランキングでは2位のバリュースターに2倍以上の差をつけており、バイオ人気の高さがうかがえる結果となった。 家庭内所有者ベースの購入意向をみてみると、1位パワーマック(42%)、2位ディメンジョン(32%)、3位アイマック(26%)となっており、アップル社のマッキントッシュがしっかりとマックファンと呼ばれる固定層をつかんでいることが分かる。また、2位のディメンジョンは、「インターネット販売」「低価格」「徹底したサポート体制」を売りにしているデル社の製品である。現在日本でのシェアは5位(ガートナー・ジャパン調べ)であるが、米市場シェアNO.1の実力を発揮し、今後の日本市場においてどのように浸透していくのか注目したい。 |
サンプル構成(%) |
男女別年代比率(%) |