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(2003.08)
パソコン
2.ノート編-ネットユーザーのバイオ人気は衰えず
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 ノート型パソコンは、2001年度第2四半期(7-9月期)から、7四半期連続でマイナス成長となっていましたが、2003年4-6月期、前年同期比101%でプラスとなりました。とくにモバイル型ノートが137%と好調です(国内台数ベース 社団法人電子情報技術産業協会調べ)。
 以前は割高感のあったノート型ですが、最近では、大型液晶や高速超小型演算処理装置(MPU)を搭載した機種の価格が20万円前後まで下がっており、外資系メーカーからは10万円前後の機種も発売されています。機能的にも映画やテレビ視聴に適した高精細画面や、屋外で長時間使用できる燃料電池を搭載した機種など、選択肢も広がっています。
 今回は、デスクトップパソコンに引き続き、ノート型パソコンの主要15ブランドについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、ソニー「バイオ」の強さが目立つ結果となった。
 バイオは、「認知率」「家庭内で所有している」「3ヶ月以内に話題にした」「3ヶ月以内にインターネットで評判をみた」「今後(も)買いたい」の5項目全てで首位を独占した。特に今後(も)買いたいランキングでは、2位以下を10ポイント余り引き離している。
 量販店の店頭POSデータでみると、バイオは2002年2月の約33%でシェアトップであったが、2003年4月は約22%で第3位に後退している。しかし、ネットユーザーにおける人気はまだまだ高いといえる。
 バイオに次いで人気が高かったのは、NECのラヴィである。ラヴィは、認知率で3位、「家庭内で所有している」「3ヶ月以内に話題にした」「3ヶ月以内にインターネットで評判をみた」「今後(も)買いたい」の4項目で2位となった。
 家庭内所有者ベースの購入意向をみてみると、トップは東芝の「リブレット」、バイオは2位となった。リブレットは、伸びの著しいモバイル型ミニノートのブランドで、所有者数は20名と少ないながら、4割が「今後も買いたい」と答えている。デスクトップでは、1位パワーマック(アップル)、2位ディメンジョン(デル・コンピュータ)、3位アイマック(アップル)と外資系が上位を独占したが、ノートパソコンでは、国内メーカーが上位を占めた。
サンプル構成(%)
男女別年代比率(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2003年7月18日~19日
調査対象者:当社インターネットモニター 20~59歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,020サンプル

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