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(2004.07)
デジタルカメラ
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 新三種の神器の一角であるデジタルカメラは、2004年5月の国内出荷額が123.3%(前年同月比 出典:カメラ映像機器工業会)となりました。一時の勢いからは減速したものの、500万画素以上の高画素機(177.4% 同)や、レンズ交換式一眼レフタイプ(269.8% 同)などが伸び、高機能化がさらに進んでいます。
 今回は、当社が任意に選んだデジタルカメラの21のブランドについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「サイバーショット(ソニー)」が「知っている」、「今後(も)使いたい」の2項目で、「ファインピックス(富士写真フイルム)」が「自宅にある」「主に使っている」の2項目でそれぞれ首位となった。ファインピックスとサイバーショットは、前回(ランキング情報 「持っているのはファインピックス、欲しいのはサイバーショット(2002年12月)」)のランキングでも同様の項目で首位となっており、デジタルカメラの2強の地位をしっかり守っているといえる。
 このふたつに続くブランドとしては、「知っている」前回と変わらず2位、「持っている」「主に使っている」でひとつ順位を上げて3位となった「イクシデジタル(キヤノン)」や、「自宅にある」「主に使っている」「今後欲しい」の3項目で順位を上げた「クールピクス(ニコン)」などが挙げられる。一方、前回、「持っている」や「主に使っている」でそれぞれ2位だった「キャメディア(オリンパス)」は、ともに4位に後退した。
 また、「持っているカメラ別今後(も)使いたい」ランキングでは、前回8位の「エクシリム(カシオ)」がトップに躍進、前回5位のイクシデジタルが2位に浮上するなど、変動がみられた。エクシリムは、「自宅にある」「主に使っている」ランキングでは7位だが、持っている人の8割近くが「今後も使いたい」と答えており、使用者に高い評価を獲得している。イクシデジタルも前回、「持っている人ベースの今後の意向」が50.0%の5位から、今回、同77.4%で2位と評価を上げている。
 使用者の高い評価を武器に、イクシデジタルが今後も順位を上げてトップにせまるのか、あるいはエクシリムが台風の目になれるのか。夏のボーナス商戦も佳境に入った。今後のデジタルカメラの勢力地図がどう変わっていくのかが注目される。


サンプル構成(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2004年7月9日~11日
調査対象者:当社インターネットモニター
 20~49歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:648サンプル

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