パソコン-2. ノートパソコン(2007年版) |
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「VAIO」後退、ユーザー満足度No.1、2はデル、レノボ | ||
詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス) |
国内パソコン市場の約3分の2を占めるノートパソコン(社団法人電子情報技術産業協会 生産台数ベース)は、堅牢性の高い携帯用から、AV用途に適した大画面のものまで、製品の幅が広がってきています。 今回は、2007年10月段階で発売中のノートパソコンを中心に、19ブランドについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。 前回(2006年)のノートパソコンのランキングでは、ソニーの「VAIO」が全項目で首位を独占したが、今回のランキングでは、デスクトップパソコンと同様、「VAIO」の首位独占が崩れた。 今回、「VAIO」は、「知っている」「三ヶ月以内に話題にした」「今後(も)利用したい」の3項目では首位を守ったが、「現在家庭にある」ではNECの「LaVie」に僅差で首位を譲り、ユーザーの満足度を示す指標である「現在家庭にある人ベース 今後(も)利用したい」の項目では、首位に9ポイントの差をつけられての5位に後退、話題性やインパクトを示す指標である「三ヶ月以内に話題にした人ベース 今後(も)利用したい」でも同じく5位となった。 満足の指標である「現在家庭にある人ベース 今後(も)利用したい」の1位、2位は、コストパフォーマンスの良さで知られるデルコンピュータの「Inspiron」、レノボの「Think Pad」と外国勢が獲得した。 また、話題性の指標である「三ヶ月以内に話題にした人ベース 今後(も)利用したい」のトップは、富士通の「FMV-BIBLO」で、富士通はデスクトップパソコンのランキングでも、「三ヶ月以内に話題にした人ベース 今後(も)利用したい」のトップを獲得している。 ノートパソコンの市場は、出荷台数ベースで前年同期比95.8%、金額ベースで93.4%と縮小を続けている(2007年1~8月 社団法人電子情報技術産業協会)。メーカー各社は、2007年秋冬モデルでは、バッテリー駆動の延長やセキュリティの強化、ワイド液晶、テレビチューナー搭載などを訴求してユーザーの需要を掘り起こそうと多彩な製品を投入している。ユーザーの満足度を武器にデル・コンピュータやレノボが躍進するのか、NECが老舗の強さをみせるか、それとも「VAIO」が巻き返すのか。年末商戦に向けて、ノートパソコン市場に注目してみたい。 |
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【提示19ブランド】
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サンプル構成(%) |
- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2007年10月11日~13日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20~49歳
全国 男女個人 - 有効回収サンプル数:630サンプル