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(2010.02)
消費者調査 保温性インナー(2010年2月版)
王者ユニクロ 
温暖化の日本で強いヒートテック
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 温暖化が騒がれている今日、冬は以前よりも温かくなっていると言われている。その一方で、冷え性を自認する人が増えている。以前は、女性が冷え性対策のインナーアイテムは、いわゆる「ババシャツ」と呼ばれるものが主流であった。しかし、2003年にユニクロが「ヒートテック」を販売して以来、保温性インナーにブームに火をつけ、大手スーパーもこぞって参入し、熱い戦いを繰り広げている。
 そこで、今回は当社が任意に選んだ保温性インナー15ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」購入経験者の今後の購入意向の指標である「再購入意向」のトップは、全てユニクロの「ヒートテック」が制する結果となり、特に2位との差は、認知率は36ポイント、購入経験率は27ポイント引き離しており、王者の風格が漂う結果となった。
 追随するブランドの再購入意向は、60ポイント以上を獲得しているグンゼの「ホットマジック」、イトーヨーカドーの「パワーウォーム」があるが、2009年~2010年冬の「ヒートテック」の販売目標5,000万枚に対し、「ホットマジック」が300万枚、「パワーウォーム」が250万枚と、その差は3~4倍に開いており、この市場はユニクロ中心で動いてるといわざるをえない。
 ユニクロの「ヒートテック」は、第21回(2008年)小学館DIMEトレンド大賞の生活・健康部門」で金賞を受賞し、また、2008年度には年間で約2,800万枚を販売している。更には保温性インナーのことを「ヒートテック」と一部では呼ぶようになるなど、普通名称化する勢いである。追随する他社にとって王者ユニクロは、とてつもない壁になっている。

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【提示15ブランド】
  • ABCマート ヒートブレス
  • イオントップバリュ ヒートファクト
  • イトーヨーカドー パワーウォーム
  • グンゼ ホットマジック
  • ジーンズメイト HEAT PROTECT
    (ヒートプロテクト)
  • しまむら ファイバーヒート
  • 西友 エコヒート
  • セシール スマートヒート
  • トリンプ マジ軽ホット
  • 無印良品 ぬくもりインナー
  • ユニー ヒートオン
  • ユニクロ ヒートテック
  • ワコール スゴ衣
  • ワコール 発熱プラス
  • ワコール ゆくリラ ふんわりサーモ

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2010年2月9日~2月12日
調査対象者:当社インターネットモニター 15歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,045サンプル
サンプル構成(%)

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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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