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消費者調査 ジーンズ(2010年2月版) | ||
どこまで伸ばせるか激安ジーンズ g.u.、ベストプライスの検討光る |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングのブランドg.u.(ジーユー)が2009年3月に990円のジーンズを発売した。これをきっかけとなり、その後、イトーヨーカ堂やイオンといった総合スーパーが最低価格を競うように追随し、激安ジーンズ競争が激化している(止まらない「激安」ジーンズデフレ)。 そこで、今回は当社が任意に選んだジーンズ12ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」は、「ユニクロ」、「GAP」、「しまむら」、「g.u.」、イオンバリュの「ベストプライス」の順となり、激安ジーンズよりファストファッション系ジーンズが上位に行く形となった。 しかし、購入者の満足度を示す指標である再購入意向は、「g.u.」、イオンバリュの「ベストプライス」、「ユニクロ」、「しまむら」、「GAP」の順となり、ファストファッション系のジーンズではなく激安ジーンズが上位に行く形となった。 「g.u.」の990円ジーンズは、2009年末で販売本数が100万本に達し、上向き目標修正をした目標を達成したことになり、激安ジーンズのパイオニアとして好調な業績を収めている。 対するイオンバリュの「ベストプライス」は、880円で販売している。「ベストプライス」は、価格だけでなく、「メンズサイズの豊富さ」を売りにしている。同じウエストサイズでも股下の長さに違いが出やすい男性のため、ウエスト9サイズに対して股下は7サイズ用意することで、合計63サイズも展開し、購入時の「お直し」をしないことから、余計な費用がかからないことも訴求ポイントとしている。 一方、「激安」ジーンズブームに火をつけたユニクロは、この春からジーンズの新ブランド「UJ」で、1,990円からのジーンズ50種類以上を揃えるとともに、激安商品のラインナップを靴にも拡大した。西友など大手流通も追随する構えで、激安衣料はさらに競争の舞台を拡げる消耗戦の様相を呈してきている。 |
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【提示12ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年2月9日~2月12日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 15歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,045サンプル
- サンプル構成(%)