「流通」のマンスリー・ニュースレター Vol.10
特集「大手小売業の2013年決算にみる業績格差」 他
- 主要流通企業のリリースなどから見えてくる「流通」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
- 官庁や業界団体などが発表する統計データの時系列分析
「流通」のマンスリー・ニュースレター Vol.10 は、
- 特集「大手小売業の2013年決算にみる業績格差」
業態・企業間の業績格差が鮮明に - 小売流通業の基礎指標 【百貨店・スーパー・コンビニ】
消費税増税の駆け込み需要により3業態ともに大幅増加も業態差が鮮明に - 小売流通業の基礎指標 【百貨店 a.商品別売上】
全体は5ヶ月連続増加で125%の高い増加率。美術・宝飾貴金属は2倍増
- 小売流通業の基礎指標 【百貨店 b.地区別売上】
消費税増税の消費前倒し効果は全国的に。全地区でふた桁増を記録 - 小売流通業の基礎指標 【チェーンストア】
前年同月比109%で2ヶ月連続増加。不振続いた衣料品もふた桁増に迫る伸び - 2014年3月の流通トピックス
業態別にみると、GMSは大手の苦戦、特に収益性の低さが際立っている。その中でイズミは増収増益で、このクラスでは他に平和堂も増収増益であった。
SMはさらに企業格差が顕著であるが、こちらは大手ほど好調である。大手の典型はライフコーポレーションやヤオコー、ヨークベニマル、マルエツである。逆に地方の中堅クラス、オークワやバロー、マックスバリュ東海は大幅な減益となった。消費低迷下における内食回帰により、好調と言われたSMは景気回復局面で転換期を迎えている。