今年3月以降、自粛などの影響で店内での飲食が制限される中、ファーストフードチェーンはデリバリーやテイクアウトに活路を見出している。今回は、実際にファーストフードチェーンのデリバリーやテイクアウトがどれだけ利用されているかを調査した。
図表1では主要なファーストフードチェーンを26社挙げ、そのうち最近6か月以内に利用経験があった上位10チェーンを載せている。もっとも利用経験率が高いのは「マクドナルド」で53.8%、次いで「ドミノピザ」の46.4%となっている。
次に店内飲食、テイクアウト、デリバリーサービス(店舗直接の配達サービスと、ウーバーイーツや出前館などの宅配フードサービスを含む)のそれぞれについて、1年前と比較した利用率の増減をみていく。店内飲食はどのチェーンも大幅に減少、テイクアウトは増加と減少が分かれている。もっとも増加したのは「はま寿司」で48.3%となっている。
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- 激変したファーストフードチェーンの利用の仕方
- 大都市近郊・子育て層で利用されるデリバリーサービス
- ファーストフードチェーンに拡がるデリバリーサービス
- 多様な働き方により高まるデリバリーサービス利用意向
- 消費者の動き 【消費の持ち直しの動き続く】
- 売れている食品・メニュー 【自粛の反動消費】
- 東京市場 【お茶中心のスターバックスが六本木に登場】
- 地産地消 【栃木県が「いちご学科」を創設】
- 食品企業の経営 【無期限のテレワークへの対応】
- 製品開発 【カフェインレスの「お~いお茶」】
- 価格政策 【サイゼリヤが価格改定】
- プロモーション 【オンラインでの関係性構築】
- チャネル政策・チャネル動向 【店舗訪問や店頭での接触を抑制する取組】
- ヘッドラインクリップ 2020年6-7月の動向
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- 企画に使えるデータ・事実 消費支出
- 企画に使えるデータ・事実 旅行業者取扱高
- 消費からみた景気指標
参照コンテンツ
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「出前館」「Uber Eats」、コロナ下で認知拡大 - 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第120号
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出前館、ウーバー...既存宅配取り込み成長する代行サービス - MNEXT 眼のつけどころ 新型コロナ禍で消費はどう変わるか-シンクロ消費と欲望の姿態変容
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