

10月1日の酒税改正で減税となったビールは、10月の家庭向けの売上が好調だった。昨今は、レモンサワーなどのチューハイの新製品も次々と発売され、話題になっている。今回、お酒がどのように飲まれているのか調査を行った。
最近3か月以内のお酒の飲用頻度をみてみると、家で週に1日以上飲んだ人は全体の約半数だった。一方、外で週に1日以上飲んだ人は約5%であり、外に比べて家で飲む頻度が大幅に高いことがわかる。
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- 外でのお酒の飲用頻度は激減
- 発泡酒からビールやチューハイへのシフト
- 価格の手頃さと酔いやすさで選ばれるチューハイ
- 酒税改正で選びやすくなったビール
* 業界クリップ 2020年10-11月(全7頁)
- 消費者の動き 【新型コロナウイルスの「第3波」】
- 売れている食品・メニュー 【唐揚げの消費拡大】
- 東京市場 【変わるハロウィーンの楽しみ方】
- 地産地消 【大手小売を通じた特産品の販売】
- 食品企業の経営 【外食企業のコロナ対応】
- 製品開発 【免疫機能の維持を訴求する商品】
- 価格政策 【小売各社に値下げの動き続く】
- プロモーション 【「鬼滅の刃」とビックリマンのコラボ】
- チャネル政策・チャネル動向 【ローソンが外食35社と連携】
- ヘッドラインクリップ 2020年10-11月の動向
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参照コンテンツ
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- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第118号
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試し飲みされるストロングビール 味訴求でロイヤリティ獲得が今後の鍵 - 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第112号
消費増税ついに「10%」も―駆け込み購入、盛り上がり欠く - 消費者調査データ ビール系飲料(2020年6月版) 上位ビールの3ヶ月内飲用激減!新型コロナで市場激変
- 消費者調査データ RTD(2020年2月版) 首位「氷結」、追う「ほろよい」。「檸檬堂」はどこまで伸びるか
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