昨今大規模な自然災害が続き、各自治体や家庭での非常食の備蓄需要は年々増加している。非常食を提供する企業側も保存技術を向上させたり、品ぞろえの幅を増やしたり変化が見られる。そこで家庭の非常食としての食品の備蓄状況について調査した。
災害リスク意識について、「地震」に危険を感じているのは約8割であり、「災害は明日来てもおかしくない」という意識を持っている人も約8割いた。一方、「災害時にどんな行動をとるべきか分かる」は5割に満たなかった。
レポートダウンロード
レポートのPDFダウンロードには有料の会員登録が必要です。
- 災害リスク意識は8割、非常食の備蓄は半数
- 大都会で高い防災意識
- 幅広く備蓄され、満足される非常食
- 日常食の非常食化
- 消費者の動き 【4回目の緊急事態宣言】
- 売れている食品・メニュー 【魚の消費が拡大】
- 東京市場 【千代田区がCO2センサー配布】
- 地産地消 【「峠の釜めし」が「エヴァ」とコラボ】
- 食品企業の経営 【本社機能の改革】
- 製品開発 【コカ・コーラのアルコール第2弾】
- 価格政策 【物価上昇が続く】
- プロモーション 【マスク生活における口腔ケア提案】
- チャネル政策・チャネル動向 【コンビニが総菜を強化】
- ヘッドラインクリップ 2021年6-7月の動向
最新バックナンバー
参照コンテンツ
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
- オリジナルレポート コロナ下とコロナ後の消費の展望(2021年)
- 消費者調査データ ミネラルウォーター類(2021年8月版) 「サントリー天然水」「い・ろ・は・す」が固める上位、PBがうかがう
- 消費者調査データ カップめん(2021年1月版) 盤石「カップヌードル」、「きつね」と「どん兵衛」和風麺は激戦区
- 消費者調査データ レトルトカレー(2020年10月版) 強い「カリー屋カレー」、再購入意向上位にはコスパ重視の商品も
- 消費者調査データ 缶詰(2018年10月版) 水産缶詰人気。まぐろ缶詰、さば缶詰が上位独占
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第61号
拡大を続ける加工米飯の食実態 - 企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ 無菌包装米飯(2019年版)
おすすめ新着記事
消費者調査データ サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも
調査結果を見ると、「Amazon プライムビデオ」が全項目で首位となった。「プライムビデオ」は認知率で認知率は8割強、利用経験では唯一4割強、今後の利用意向でも3割を超えている。
成長市場を探せ コロナ禍の壊滅的状況からV字回復、売上過去最高のテーマパーク
コロナ下では長期休業や入場制限などを強いられ、壊滅的ともいえる打撃を被ったテーマパーク市場、しかし、コロナが5類移行となった2023年には、売上高は8,000億円の大台を突破、過去最高を記録した。
消費者調査データ シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い
調査結果を見ると、「ラックス(ユニリーバ)」と「パンテーン(P&G)」が複数の項目で僅差で首位を競り合う結果となった。コロナ禍以降のセルフケアに対する意識の高まりもあって、シャンプー市場では多様化、高付加価値化が進んでいる。ボタニカルやオーガニック、ハニーやアミノ酸などをキーワードに多様なブランドが競うシャンプー市場の今後が注目される。