コロナ下で冷凍食品の需要が急拡大している。総務省の家計調査によると、2021年の「冷凍調理食品」の1世帯あたりの平均年間支出金額は7,751円で、コロナ禍以前の2019年と比べると約34%増加している。今回は、冷凍食品がどんな人に、どのように受け入れられているのかを探った。
まず、冷凍食品の購入頻度をみると、最近1ヶ月以内に週1日以上購入した人は、約4割であった(図表1)。
次に、最近購入した冷凍食品の品目では、ギョーザ、麺類、米飯といった定番品目が3割超で上位を占めた(図表3)。そのほか、から揚げやシュウマイなどのお弁当や夕食のメインになるおかずに加え、野菜の冷凍素材があがった。
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- 冷凍食品の全23品目で購入頻度が2桁伸長
- 女性子育て層が冷凍食品を幅広く、高頻度で購入
- メリットの拡がる冷凍食品
- 冷凍食品が満たす健康志向や食の楽しみ
* 業界クリップ 2022年3月(全7頁)
- 消費者の動き 【経済の不透明感が続く】
- 売れている食品・メニュー 【和素材ラテシリーズの新商品】
- 東京市場 【ローソンがOniGOと共同で宅配サービス】
- 地産地消 【宮崎県主催の焼酎フェア】
- 食品企業の経営 【国際社会における企業の社会的責任】
- 製品開発 【コンビニ各社が商品力を強化】
- 価格政策 【値上げの動き続く】
- プロモーション 【牛乳消費のキャンペーン再び】
- チャネル政策・チャネル動向 【メーカーのEC強化の取組】
- ヘッドラインクリップ 2022年3月の動向
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参照コンテンツ
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 冷蔵庫は食材で一杯!内食化で「買いたくても買えない」!?(2021年)
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 消費抑圧の反動 食品購入は高価格帯へシフト(2021年)
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 2019春の食品値上げラッシュ!値上げ方法で明暗(2019年)
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
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