

「腸活」が話題になって久しいが、そのブームは現在も継続しており、最近では「ヤクルト1000」が大ヒットするなど発酵食品は定期的に注目されている。今回は、腸活と発酵食品に着目して、どんな人がどのような理由で取り入れているのか調査を行った。
まず、認知浸透度を見てみると、「腸活」という言葉を知っている人が65.7%、内容まで知っている人が58.6%であった。また、実際に取り組んでいる人は35%であった(図表1)。腸活実施率を属性別に見てみると、性別による差が見られ、女性の45%が実施していることがわかった。性別・世代による差はより際立っている。特に女性団塊ジュニア以上の世代で高く、女性新人類と女性断層世代では5割を超える人が実施している(図表2)。
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* 業界クリップ 2022年6月(全7頁)
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