ネット評判記 No.99 | ||
衆院選特集 民主崩壊?! 維新の会は伸びるか? | ||
第46回衆議院議員総選挙(以下衆院選)が2012年12月4日に公示され、12月16日に投票日を迎える。今回の衆院選では自民党、民主党などの既存政党に、日本維新の会(以下維新の会)を筆頭として、日本未来の党、国民新党などが第三極として名乗りを上げ、12党が入り乱れる混戦模様を呈している。 今回のネット評判記では、衆院選、各政党への評価をみていく。 ※このネット評判記のための調査は、日本未来の党結成発表前に実施されているため、調査に同党についての項目は含まれていません。
投票予定については(図表2)、
現在の支持政党をみると(図表3)、
次に、現在の与党である民主党への評価と、維新の会への期待をみる。 民主党は、2009年の政権獲得以来、当初の高い期待にも関わらず、3人の首相が交代するなど不安定な政権運営に終始、世論調査の支持率も大きく低下している。今回の調査でも、
一方、第三極として登場した維新の会であるが、
維新の会は、支持者からの票は堅いと考えられるが、支持基盤自体がまだ小さいことや、期待度の高い女性30代が投票に積極的でないことなどから、話題性は高いものの、地滑り的な勝利は期待薄といえよう。 ただし、投票予定をすでに決めている人をベースにみれば、自民党有利でそれを追う維新の会、という構図になるが、全体の半数以上にあたる56.6%がまだ投票先を決めていない。投票直前まで、この巨大な浮動票をめぐる戦いが続いていく。 (2012.12)
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