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ビジュアルコミュニケーションの極意

 第12回 「プレゼンテーションを仕上げる」
 ビジュアルコミュニケーションの極意は、今回が最終回となります。今回は「プレゼンテーションを仕上げる」として図表やコメントを組み合わせてページ内に配置し、全体を通してチェックし、プレゼンテーションを実施するまでをご紹介していきます。

第12回の構成
(1) ページを仕上げる
(2) 評価と修正
(3) 配付資料


(1) ページを仕上げる

 プレゼンテーションでは、ひとつのテーマを1枚のページで説明します。
 ページの基本的な構成要素は、タイトル、テキスト、図表です。図表は、ひとつの場合もありますが、説明するテーマに応じて複数配置する場合もあります。

図表12-1 複数の図表と、テキストの配置
 複数の図表を配置する場合の原則は以下の通りです。
  • ページ内に配置する図表は、多くとも3点までする
  • それぞれの図表に図表タイトルをつける
  • 図表ごとに罫線などで囲む

 図表の位置については、抽象度のより高い図表や、時系列的に前となる図表を左側に配置します。
 図表の大きさは、それぞれ同程度を原則としますが、特に強調したい図表がある場合は、大きく配置することもあります。
 また、必要に応じて図表間に矢印などを配置し、視線を誘導します。

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  構 成

第1回 ビジネスコミュニケーションとしてのプレゼンテーション(一般公開中)
第2回 グラフの選択と基本グラフの作成
第3回 応用的なグラフ
第4回 レイアウトの基本(1)
第5回 レイアウトの基本(2)
第6回 メッセージを伝える
第7回 動きのあるプレゼンテーション
第8回 イメージの表現:対比型・交差型
第9回 イメージの表現:循環型・展開型
第10回 イメージの表現:要因分解型・収斂型
第11回 イメージの表現:イメージ型
第12回 プレゼンテーションを仕上げる


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