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2016年のチョコレート市場は、前年比4.4%増の5,260億円で、ここ3年で約400億円の拡大となっています(全日本菓子協会)。
今回は、当社が任意に選んだチョコレート29ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
今回の調査でも、前回(2017年1月版)同様、上位には「明治ミルクチョコレート(明治)」、「ガーナ(ロッテ)」、「ダース(森永製菓)」「メルティーキッス(明治)」「チョコレート効果(明治)」などのロングセラーブランドがランクインした。
昨年発売20年を迎えた「チョコレート効果」は、購入経験で7位にとどまったものの、3ヶ月内購入で首位、広告接触と今後の購入意向で首位と4.2ポイント差の3位となるなど、7項目中5項目で3位内に入るなど高い人気をみせている。
その「チョコレート効果」を、再購入意向で1.1ポイントの僅差とはいえ上回ったのが「カレ・ド・ショコラ(森永製菓)」である。満足度の指標である再購入意向の上位には、本格志向の「カレ・ド・ショコラ(森永製菓)」や「ザ・チョコレート(明治)」、健康志向の「チョコレート効果」や「シールド乳酸菌チョコレート(森永製菓)」など特徴のある商品が入った。独自の特徴がユーザーに支持された結果といえる。
少子高齢化で伸び悩む菓子市場のなかで、チョコレートは健康志向などを訴求し、固定ファンを獲得することで拡大を続けてきた。高付加価値化のすすむチョコレート市場の行方が注目される。
- チョコレート効果(明治)
- 明治ザ・チョコレート(明治)
- 明治ミルクチョコレート(明治)
- 明治ブラックチョコレート(明治)
- メルティーキッス(明治)
- ガルボ(明治)
- フラン(明治)
- スイーツデイズ乳酸菌ショコラ(ロッテ)
- ガーナ(ロッテ)
- シャルロッテ(ロッテ)
- 紗々(ロッテ)
- ZERO(ロッテ)
- GABA(江崎グリコ)
- バンホーテンチョコレート(江崎グリコ)
- 神戸ショコラ(江崎グリコ)
- リベラ(江崎グリコ)
- ダース(森永製菓)
- 森永チョコレート(森永製菓)
- カレ・ド・ショコラ(森永製菓)
- ベイク(森永製菓)
- シールド乳酸菌チョコレート(森永製菓)
- ドクターズチョコレート(マザーレンカ)
- ボノボン(ヤマキン)
- ロシェ(フェレロ)
- エクセレンス(リンツ)
- キスチョコ(ハーシー)
- アフターエイト(ネスレ)
- トップバリュのチョコレート
- スイスセレクション(西友)
調査期間:2018年1月17日~19日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,004サンプル
サンプル構成(%)
参照コンテンツ
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