中元商戦が最盛期を迎えていますが、今期のビールギフトの計画はアサヒ102%、キリン120%、サントリー105%、サッポロ106%など、各社ともに強気の姿勢が目立ちます。
今回の調査では、前回(2016年5月版)以上に「アサヒ スーパードライ(アサヒビール)」が圧倒的な強さをみせた。前回(2016年5月版)は、僅差とはいえ再購入意向で、「キリン パーフェクトフリー(キリンビール)」に首位を譲った「アサヒ スーパードライ」が、今回は全項目で首位を獲得した。
2位以下は、多くの項目で、レギュラービールの「キリン 一番搾り(キリンビール)」と新ジャンルの「サントリー 金麦(サントリー)」に加え、プレミアムビールの「サントリー ザ・プレミアム・モルツ(サントリー)」と「サッポロ ヱビスビール(サッポロビール)」が接戦を繰り広げている。ジャンルごとにみれば、レギュラービールでは「アサヒ スーパードライ」、新ジャンルでは「サントリー 金麦」のトップは揺らがないが、プレミアムビールでは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」と「サッポロ ヱビスビール」の激しい首位争いとなっている。
ビール類の市場において、プレミアムビールのシェアは上昇基調が続き、とくにギフト市場では、レギュラービールのシェアが約4割に対し、プレミアムビールのシェアは約6割とみられている(サントリー調べ)。大手各社は、「ビールへの注力」を方針に掲げており、中元商戦にあわせた広告の投下や、種々の詰合せなどさまざまな施策をとっている。プレミアムビールを軸にした夏の陣・前半がどのような結果となるのか、注目される。
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【提示37ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:調査期間:2016年6月13日~16日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,039サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:調査期間:2016年6月13日~16日