茶飲料の市場は、5年連続で伸長(全国清涼飲料工業会)、なかでも、無糖茶はそのけん引役を果たしています。
今回は、当社が任意に選んだ無糖茶飲料24ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って飲んだことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って飲んだ」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
今回の調査でも、前回(2012年7月版)と同様、伊藤園の「お~いお茶」がシェアトップの貫録をみせた。「お~いお茶」は、前回に比べ首位の項目をひとつ増やし、7項目中再購入意向を除く6項目で首位を獲得した。「お~いお茶」に続くのは、サントリーの「伊右衛門」で、5項目で2位を獲得した。3位争いは、キリンビバレッジの「キリン 生茶」、アサヒ飲料の「アサヒ 十六茶」、コカ・コーラの「綾鷹」で、いずれの項目でも接戦を演じている。
再購入意向のトップは、カフェイン少な目の「Relax ジャスミンティー(伊藤園)」、2位が老舗日本料理店「なだ万」との共同開発製品「アサヒ 匠屋 旨みの日本茶(アサヒ飲料)」と、健康志向や本格志向を取り入れた製品が並んだ。
飲料各社は、無糖茶飲料、とくにその中心である緑茶を戦略商品と位置付けており、さまざまな切り口の新商品を市場に投入している。キリンは、主力の「キリン 生茶」を、ガラス瓶をイメージした容器にするなど、本格イメージを強調したリニュアルを実施、順調に推移している。アサヒ飲料は、前述の「アサヒ 匠屋 旨みの日本茶」のほか、「アサヒ 十六茶」に、全国各地のご当地素材をブレンドした「アサヒ十六茶ご当地素材ブレンド」7種類を発売。需要の最頻期を迎え、各社の競争はさらにヒートアップしそうだ。
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【提示29ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:調査期間:2016年6月13日~16日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,039サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:調査期間:2016年6月13日~16日