半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net


消費者調査データ No.281
シャンプー(2018年11月版)
人気のモイストダイアン、ボタニカルは新たな定番に定着できるか



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2017年のシャンプー市場は、横ばいから微増、商品単価は微増とみられています。

 今回は、当社が任意に選んだシャンプー37ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って使ったことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って使った(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)使いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、前回(2017年11月版)前々回(2013年9月版)と同様に再購入意向を除く6項目で、「ラックス(ユニリーバ)」、「パンテーン(P&G)」「メリット(花王)」の3ブランドが、項目ごとに順位を入れ替えながらもトップ3を独占した。

 4位以下では、資生堂の「TSUBAKI」が7項目中5項目で4位を獲得した。4項目で5位につけた「ダヴ(ユニリーバ)」も含め、再購入意向以外の項目では上位はロングセラーブランドが固めている。

 一方、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向では、トップが、男性の皮脂や頭皮の匂いを落とすことを訴求した「サクセス薬用シャンプー(花王)」、2位がオーガニックオイルシャンプーの「モイストダイアン(ストーリア)」、3位がボタニカルシャンプーの「ボタニカルシャンプー(ボタニスト)」と、はっきりとした特徴を打ち出した商品が上位にランクインしている。このうち、「サクセス薬用シャンプー」と「ボタニカルシャンプー」は前回も再購入意向の上位、「モイストダイアン」は今回が初のランク入りである。逆に前回、注目の新製品として再購入意向の上位にランクインしていた「ヘアレシピ(P&G)」や「クリア(ユニリーバ)」「レヴール(ジャパンゲートウェイ)」などはランク外となった。

 シャンプー市場は、オーガニックやボタニカル、オイルシャンプー、ドライシャンプー、ノンシリコンなど次々に生まれるトレンドにあわせ、多様な新商品が投入されている一方で、ロングセラー商品が強い市場でもある。今回、高い再購入意向を獲得した「モイストダイアン」や、2回続けて再購入意向でベスト3に入った「ボタニカルシャンプー」などが定番として定着できるかも注目のポイントとなるだろう。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。






【提示37ブランド】
  • h&s(P&G)
  • ヘアレシピ(P&G)
  • ハーバルエッセンス(P&G)
  • パンテーン(P&G)
  • ダヴ(ユニリーバ)
  • モッズヘア(ユニリーバ)
  • ティモテ(ユニリーバ)
  • ラックス(ユニリーバ)
  • クリア(ユニリーバ)
  • アジエンス(花王)
  • エッセンシャルダメージケア(花王)
  • セグレタ(花王)
  • メリット(花王)
  • サクセス薬用シャンプー(花王)
  • キュレル(花王)
  • TSUBAKI(資生堂)
  • TSUBAKIお部屋でシャンプー(資生堂)
  • 水分ヘアパック(資生堂)
  • スーパーマイルド(資生堂)
  • マシェリ(資生堂)
  • シーブリーズ(資生堂)
  • PROTEC頭皮ストレッチ(ライオン)
  • オクト(ライオン)
  • 薬用毛髪力(ライオン)
  • サラ(カネボウ化粧品)
  • いち髪(クラシエ)
  • 海のうるおい藻(クラシエ)
  • ジュレーム(コーセー)
  • ルシード薬用シャンプー(マンダム)
  • サンスタートニックシャンプー(サンスター)
  • スカルプD(アンファー)
  • モイストダイアン(ストーリア)
  • ボタニカルシャンプー(ボタニスト)
  • レヴール(ジャパンゲートウェイ)
  • ボタニスト(アンドハビット)
  • アミノレスキュー(アクアノア)
  • サボリーノ髪を洗いまスプレー(BCL)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年10月12日~16日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,040サンプル
サンプル構成(%)




おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2025.01.22

24年11月の「家計収入」は2ヶ月連続のプラスに

2025.01.22

24年11月の「消費支出」は7ヶ月ぶりのプラスに

2025.01.21

企業活動分析 株式会社サイゼリヤ 24年8月期は引き続きアジアがけん引し増収増益

2025.01.20

MNEXT 新たな成長戦略で日本再生へ―トランプ2.0を契機に転換

2025.01.17

消費者調査データ No.419 キャッシュレス決済(2025年1月版) 利用経験ついに5割超え 「PayPay」独走態勢なるか

2025.01.16

24年11月の「現金給与総額」は35ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2025.01.16

24年11月は「有効求人倍率」、「完全失業率」とも横ばい

2025.01.15

月例消費レポート 2024年12月号 消費は足踏み状態が続いている-国内外からの物価上昇圧力は消費にマイナスの恐れ

2025.01.14

企業活動分析 マンダムの24年3月期は2期連続の増収増益、女性事業が好調

2025.01.10

24年11月の「新設住宅着工戸数」は7ヶ月連続のマイナス

2025.01.09

24年12月の「乗用車販売台数」は2ヶ月連続のマイナス

2025.01.08

企業活動分析 富士フイルムHDの24年3月期は増収増益、過去最高を更新

2024.12.27

24年11月の「ファーストフード売上高」は45ヶ月連続のプラスに

2024.12.27

24年11月の「ファミリーレストラン売上高」は33ヶ月連続プラス

2024.12.27

消費からみた景気指標 24年10月は4項目が改善

2024.12.26

提言論文 消費者が示すサービスブランドの価値実現率-価値伝達なしの生存はない

2024.12.25

24年11月の「全国百貨店売上高」はふたたびプラスに インバウンドや冬物衣料が好調

2024.12.25

24年11月の「チェーンストア売上高」は既存店で2ヶ月ぶりのプラスに

2024.12.24

24年11月の「コンビニエンスストア売上高」は12ヶ月連続のプラスに

2024.12.23

MNEXT 価値と欲望の充当関係とは何か-市民社会の基本原理

週間アクセスランキング

1位 2025.01.20

MNEXT 新たな成長戦略で日本再生へ―トランプ2.0を契機に転換

2位 2025.01.15

月例消費レポート 2024年12月号 消費は足踏み状態が続いている-国内外からの物価上昇圧力は消費にマイナスの恐れ

3位 2019.09.10

戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ

4位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

5位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area