コンビニエンスストア | ||
2.高い満足度を得ているセブン-イレブン、安さで他を引き離すSHOP99 |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス) |
日本のコンビニエンスストア(以下、CVS)の総店舗数は約4万店となっています。私たちのふだんの生活において最も多く目にする業態といっても過言ではありません。その中で選択され、利用し続けてもらうためには競合にない魅力を提供し、高い満足を獲得し続けなければなりません。 今回は、広域に展開するCVSチェーン18社が提供している商品やサービスの充実度、そして接客について、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、掲載された七つのうち六つのランキングでセブン-イレブンが首位を獲得した。前回のランキングに引き続き、今回もセブン-イレブンの強さが際立った。 「日配食品が充実している」「加工食品が充実している」「サービスが充実している」「接客に好感がもてる」の四つのランキングでは、1位セブン-イレブン、2位ローソン、3位ファミリーマートとなった。業界トップ3の満足度の高さがうかがえる。 業界トップ3以外が健闘したランキングが三つある。ひとつめは「非食品が充実している」ランキングで、2位のSHOP99が業界トップ3の中に割り込んだ。ふたつめは「オリジナル商品が充実している」ランキングで、3位のミニストップと4位のココストアがファミリーマートを押さえて上位に入った。三つめは「価格が安い」ランキングで、SHOP99が67%と他を大きく引き離してトップとなった。 CVSにはそれぞれの戦略がある。物流の効率化に重点を置いた集中展開型のセブン-イレブン、全国展開型のローソン、海外展開に力を注ぐファミリーマート、低価格の品揃えを売りとして市場にくい込むSHOP99など。成熟しつつあるCVS市場では、新規店舗展開による売上増加の効果が限界に近づいている。そうした中で、各CVSが、生き残りをかけて、今後どのような事業展開をみせるのか注目される。 | ||||
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